終活ノート

お墓の悩み

今日は終活ノートについて自分が感じていることを話したいと思います。

終活ノートは別名、エンディングノートと呼ばれています。
終活という言葉が世間に出るようになり、ずいぶん定着しました。当初は終活といえばまず終活ノート(エンディングノート)というイメージがあったように思います。終活ノートとは、自分にもしもの事があったときのために家族など残される人に伝えたいことを書き留めておくノートのことをいいます。

2014年の「リサーチバンク 終活・エンディングノート(終活ノート)」に関する調査」によりますと、「エンディングノート(終活ノート)を知っていますか」という質問に、「知っていた・聞いたことがある」と答えた方を合わせると84.6%もあるにも関わらず、「エンディングノート(終活ノート)を書いていますか」という質問になると実際に書いている方は6.0%しかいませんでした。エンディングノート(終活ノート)を実際に書くことがいかに敷居が高いかということだと思います。私も43歳という年齢もありますが、自分の終活と言われてもあまり実感できないのが正直な感想です。人間いつ死がやってくるのか分からないと実感できる『お寺』という職場におりながら、自分はまだ大丈夫だろうと根拠のない思い込みをしている自分がいました。そこでこの機会に終活ノートを書いてみることにしました。まずはこれまで生きてきた自分の人生を振り返り、これからの自分の人生に対する希望を書き、葬儀や介護に対する要望を書き、残される家族が困らないように自分の口座など大事なものがある場所などを記してみました。しかし正直なかなか終活ノートの価値を見いだせないでいました。そこには、私が本当に求めるものがありませんでした。
私の母方の祖母は平成10年に75歳で亡くなりました。初めて妻を連れていって祖母に会わせた数日後、脳梗塞で倒れて普通に話すことができなくなってしまいました。突然そんなことになり、まだ生きているにも関わらず聞きたいことも聞けないまま、1年後に亡くなりました。例えば祖母が倒れた後、終活ノートが見つかったら、いろんな世話をしていた母は助かったでしょう。でも私は、本当は祖母が自分たちのことをどう思っていたか、自分たちへの思いなどを終活ノートから知ることができれば、どんなにうれしいでしょう。自分がこれからの人生を生きていく上でどれだけ励ましになるでしょう。しかし、世の中にある終活ノートの大半は、そのようなことを書く欄はありません。
證大寺昭和浄苑はお寺ですので、仏教を中心として仏教終活を提供し、仏教を通して自分と向き合うことを提唱しています。例えば、生きている今、残していく家族に向けて書く手紙、そして大切な亡き人へ書く手紙のセミナーも予定しています。私も以前、書いてみましたが、あらためて立ち止まって自分を振り返り、これから生きていく力にもなることでした。

證大寺昭和浄苑はそんな場所ですので、ぜひ皆さんも一緒に自分自身と向き合ってみませんか。

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